Y2023M04Q20|2023年4月公表 エックス線作業主任者免許試験 過去問
エックス線装置による非破壊検査業務に従事する労働者10 人を含めて250 人の労働者を常時使用する製造業の事業場の安全衛生管理体制として、労働安全衛生関係法令に違反しているものは次のうちどれか。 ただし、非破壊検査業務以外の有害業務に従事する者はなく、産業医及び衛生管理者の選任の特例はないものとする。
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正解: 1
正答
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この問題のポイント
製造業の選任義務は常時300人以上です。常時250人は法定表の「2人以上」に該当します。
解説
労働安全衛生法第10条から第13条、労働安全衛生規則第2条から第13条が根拠です。製造業の総括安全衛生管理者は常時300人以上、衛生管理者数は50人以上の人数区分で増えます。500人超かつ有害業務30人以上では専任衛生管理者が必要で、専属産業医は原則1,000人以上又は有害業務500人以上で必要です。
選択肢の確認
1.選任している衛生管理者は1 人である。
判定:正答(法令に違反している措置)。 常時250人は法定表の「2人以上」に該当します。この肢の1人は必要数を満たしません。
2.選任している衛生管理者は、その事業場に専属の労働衛生コンサルタントであるが、第一種衛生管理者免許又は衛生工学衛生管理者免許のいずれも有していない。
判定:正答ではない(法令に違反していない措置)。 衛生工学衛生管理者を1人含める義務は、500人超かつ有害業務30人以上の両方を満す場合です。本問の250人・10人は両条件を満しません。
3.総括安全衛生管理者を選任していない。
判定:正答ではない(法令に違反していない措置)。 製造業の選任義務は常時300人以上です。本問は250人なので、未選任でも違反ではありません。
4.安全衛生推進者を選任していない。
判定:正答ではない(法令に違反していない措置)。 安全衛生推進者は常時10人以上50人未満の事業場に必要です。常時250人の本問は衛生管理者を置く規模で、推進者の未選任は問題になりません。
5.選任している産業医は、事業場に専属の者ではない。
判定:正答ではない(法令に違反していない措置)。 専属産業医の基準は常時1,000人以上、または有害業務従事者500人以上です。本問の250人・10人はいずれにも達せず、非専属でも構いません。
覚えるポイント
常時250人の事業場では衛生管理者を2人以上選任します。加えて、製造業は常時300人以上で総括安全衛生管理者が必要なため、常時250人は選任対象外です。専任衛生管理者は1,000人超又は500人超かつ有害業務30人以上、衛生工学衛生管理者は500人超かつ有害業務30人以上で必要となり、全体250人・対象業務10人では専任者は必置でなく、衛生工学衛生管理者も必置ではありません。専属産業医は常時1,000人以上又は有害業務500人以上で必要で、全体250人・対象業務10人では非専属でも構いません。