Y2026M04Q152026年4月公表 エックス線作業主任者免許試験 過去問

関係法令管理区域・施設基準

工業用の特定エックス線装置を用いて放射線装置室で透視を行うときに講ずべき措置について述べた次の文中の[ ]内に入れるA からC の語句又は数値の組合せとして、労働安全衛生関係法令上、正しいものは(1)~(5)のうちどれか。 ただし、エックス線の照射中に透視作業従事労働者の身体の一部が当該装置の内部に入るおそれがあるものとする。 「利用線錐中の受像器を通過したエックス線の空気中の[ A ]が、エックス線管の焦点から[ B ]m の距離において、[ C ]μGy/h 以下になるようにすること。」 A B C

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正解: 3

正答

(3)

この問題のポイント

透視で受像器を通過した利用線錐は空気カーマ率で規制します。加えて、基準位置はX線管焦点から1 mです。

解説

Aは「空気カーマ率」です。受像器通過後の利用線錐は空気カーマ率で規制するためAは空気カーマ率です。

Bは「1」です。基準距離はX線管焦点から1 mなのでBは1です。

Cは「17.4」です。焦点1 mでの上限が17.4 μGy/hなのでCは17.4です。

選択肢の確認

1.吸収線量 1 17.4
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 A欄の「吸収線量」は「空気カーマ率」へ直す必要があります。受像器通過後の利用線錐は空気カーマ率で規制するためAは空気カーマ率です。この列は誤りです。一方、B欄の「1」は正しいです。基準距離はX線管焦点から1 mなのでBは1です。C欄の「17.4」は正しいです。焦点1 mでの上限が17.4 μGy/hなのでCは17.4です。

2.吸収線量 5 30
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 A欄の「吸収線量」は「空気カーマ率」へ直す必要があります。受像器通過後の利用線錐は空気カーマ率で規制するためAは空気カーマ率です。B欄の「5」は「1」へ直す必要があります。基準距離はX線管焦点から1 mなのでBは1です。C欄の「30」は「17.4」へ直す必要があります。焦点1 mでの上限が17.4 μGy/hなのでCは17.4です。この列は誤りです。

3.空気カーマ率 1 17.4
判定:正答(記述・組合せは正しい)。 A=空気カーマ率、B=1、C=17.4です。受像器通過後の利用線錐は空気カーマ率で規制するためAは空気カーマ率です。基準距離はX線管焦点から1 mなのでBは1です。焦点1 mでの上限が17.4 μGy/hなのでCは17.4です。

4.空気カーマ率 1 30
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 C欄の「30」は「17.4」へ直す必要があります。焦点1 mでの上限が17.4 μGy/hなのでCは17.4です。この列は誤りです。一方、A欄の「空気カーマ率」は正しいです。受像器通過後の利用線錐は空気カーマ率で規制するためAは空気カーマ率です。B欄の「1」は正しいです。基準距離はX線管焦点から1 mなのでBは1です。

5.空気カーマ率 5 17.4
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 B欄の「5」は「1」へ直す必要があります。基準距離はX線管焦点から1 mなのでBは1です。この列は誤りです。一方、A欄の「空気カーマ率」は正しいです。受像器通過後の利用線錐は空気カーマ率で規制するためAは空気カーマ率です。C欄の「17.4」は正しいです。焦点1 mでの上限が17.4 μGy/hなのでCは17.4です。

覚えるポイント

身体の一部が装置内部へ入るおそれのある透視では、受像器通過後の利用線錐を空気カーマ率で評価します。基準点はX線管焦点から1 m、上限は17.4 μGy/hです。測定量、基準距離、率の上限を一組で管理します。

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