10AM37|第10回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第10回午前(科目未分類)
呼吸の反射性調節について正しい組合せはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
血液ガス、化学受容器、肺伸展受容器が呼吸に与える影響を問う問題です。
動脈血酸素分圧が低下すると末梢化学受容器が刺激され、呼吸が促進されます。
解説
頚動脈小体と大動脈小体の末梢化学受容器は、動脈血酸素分圧の低下、二酸化炭素分圧の上昇、pH低下に反応して換気を増やします。とくに著しい低酸素血症では重要です。
中枢化学受容器は、二酸化炭素が血液脳関門を通過して脳脊髄液中の水素イオン濃度を上げることで刺激され、呼吸を促進します。肺伸展受容器の興奮は吸息を抑制するヘーリング・ブロイエル反射に関与します。
選択肢の確認
- 1.動脈血酸素分圧の低下 ─── 呼吸促進:正しい。動脈血酸素分圧の低下は末梢化学受容器を刺激し、呼吸を促進します。
- 2.動脈血二酸化炭素分圧の低下 ─── 呼吸促進:誤り。動脈血二酸化炭素分圧が低下すると呼吸刺激が弱まり、換気は抑制される方向に働きます。
- 3.肺伸展受容器の興奮 ─── 呼息抑制:誤り。肺伸展受容器の興奮は吸息を抑制して肺の過伸展を防ぎます。「呼息抑制」ではありません。
- 4.脳脊髄液中の水素イオン濃度の上昇 ─── 呼吸抑制:誤り。脳脊髄液中の水素イオン濃度上昇は中枢化学受容器を刺激し、呼吸を促進します。
覚えるポイント
- 低酸素は末梢化学受容器を介して呼吸促進。
- 二酸化炭素上昇と髄液H上昇も呼吸促進。
- 肺伸展受容器は吸息を抑制する。