10AM50|第10回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第10回午前(科目未分類)
常染色体優性遺伝について誤っているのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
常染色体優性遺伝の家系図上の特徴を問う問題です。
優性遺伝では変異をもつヘテロ接合体も通常は発症するため、劣性遺伝でいう無症候の保因者は基本的に想定しません。
解説
常染色体優性遺伝では、患者がヘテロ接合体で相手が正常の場合、各妊娠で子どもが変異を受け継ぐ確率は原則として2分の1です。性染色体とは無関係なので男女とも同程度に発症し、家系図では世代を飛ばさず縦に患者が続く傾向があります。
浸透率低下や新生突然変異などの例外はありますが、国家試験の基本では、変異をもつ者は発症者として扱い、「保因者」は常染色体劣性遺伝や伴性劣性遺伝で用いる概念です。
選択肢の確認
- 1.子供に疾患が出現する確率は50%である。:正しい。患者がヘテロ接合体、配偶者が正常なら、各子どもの発症確率は原則50%です。
- 2.どの世代にも患者が出現する。:正しい。家系図では連続した世代に患者がみられる垂直伝達が特徴です。
- 3.男女同数に発症する。:正しい。常染色体上の遺伝なので、男女ほぼ同数に発症します。
- 4.保因者がみられる。:誤り。優性遺伝では変異をもつヘテロ接合体も通常は発症し、無症候の保因者という整理はしません。
覚えるポイント
- 常染色体優性は垂直伝達。
- 男女差はなく、患者の子は原則50%。
- 保因者は劣性遺伝で用いるのが基本。