10AM51|第10回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第10回午前(科目未分類)
ヒトの植物状態として適切でない記述はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
植物状態と脳死を区別する問題です。
植物状態では脳幹機能が残り、自発呼吸や睡眠・覚醒周期がみられるため、脳波が必ず平坦化するわけではありません。
解説
植物状態では、大脳皮質の広範な障害により、自己や周囲を認識する明らかな反応が失われます。一方、脳幹や視床下部の機能はある程度保たれ、自発呼吸、循環維持、開眼、睡眠・覚醒周期がみられます。
自発的な摂食や安全な嚥下が困難なことが多く、経管栄養が必要になります。脳波の平坦化は高度な脳機能停止を示す所見であり、植物状態の必須所見ではありません。
選択肢の確認
- 1.自発呼吸がある。:適切です。脳幹の呼吸中枢が保たれていれば自発呼吸があります。
- 2.経管栄養が必要である。:適切です。意識的な摂食や嚥下が困難なため、経管栄養を要することがあります。
- 3.大脳の高次機能が失われている。:適切です。大脳の高次機能が高度に障害され、認識可能な意識反応を示しません。
- 4.脳波が平坦化している。:適切ではありません。植物状態でも脳波活動はみられ、平坦化が必須ではありません。
覚えるポイント
- 植物状態では大脳高次機能が失われる。
- 脳幹機能が残るため自発呼吸・睡眠覚醒周期がある。
- 脳波平坦化と植物状態を同一視しない。