10AM54|第10回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第10回午前(科目未分類)
急性炎症の際、好中球が血管外に遊走するのに必要な要件でないのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
急性炎症で好中球が血管内から組織へ移動する過程を問う問題です。
血流の減速、接着分子、サイトカインは必要ですが、血栓形成は好中球遊走の必須条件ではありません。
解説
急性炎症では血管拡張と血管透過性亢進により血流が遅くなり、好中球が血管壁側へ移動します。次にセレクチンによるローリング、インテグリンによる強固な接着、内皮細胞間の通過、化学走性の順に血管外へ遊走します。
サイトカインやケモカインは血管内皮の接着分子発現を高め、好中球を炎症部位へ誘導します。血栓は止血反応や病的凝固で生じるもので、遊走の成立に必須ではありません。
選択肢の確認
- 1.細胞接着分子の活性化:必要です。セレクチンやインテグリンなどの接着分子がローリングと接着を担います。
- 2.血栓の形成:必要ではありません。血栓形成は好中球の血管外遊走の必須段階ではありません。
- 3.血流の減速:必要です。血流が遅くなると白血球が血管壁側へ寄り、辺縁化しやすくなります。
- 4.サイトカインの放出:必要です。サイトカイン・ケモカインが接着分子発現や化学走性を促します。
覚えるポイント
- 好中球遊走は辺縁化、ローリング、接着、遊出、化学走性。
- 接着分子とサイトカインが重要。
- 血栓形成は必須ではない。