10AM55|第10回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第10回午前(科目未分類)
化生について誤っているのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
化生が適応性変化であり、腫瘍とは異なることを問う問題です。
化生は一つの成熟細胞・組織が別の成熟細胞・組織へ置き換わる可逆的な適応で、腫瘍性変化ではありません。
解説
化生は、慢性的な刺激に適応するため、ある分化した細胞型が別の分化した細胞型へ変化する現象です。たとえば喫煙者の気管支で円柱上皮が重層扁平上皮へ置き換わる扁平上皮化生や、胃食道逆流で食道下部に円柱上皮が現れる変化があります。
刺激を除けば元に戻る可能性がありますが、刺激が続くと異形成や癌の発生母地になることがあります。それでも化生そのものは、無制限に増殖する腫瘍ではありません。
選択肢の確認
- 1.腫瘍性変化:誤り。化生は腫瘍性増殖ではなく、慢性刺激に対する適応性変化です。
- 2.組織適応:正しい。環境変化に耐えやすい細胞型へ置き換わる組織適応です。
- 3.上皮間変化:正しい。扁平上皮化生など、成熟した上皮どうしの変化が代表的です。
- 4.形態変化:正しい。細胞・組織の形態と種類が別の成熟型へ変化します。
覚えるポイント
- 化生は可逆的な組織適応。
- 一つの成熟細胞型が別の成熟細胞型へ置換。
- 化生そのものは腫瘍ではないが、持続刺激で異形成へ進むことがある。