10AM56|第10回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第10回午前(科目未分類)
肝臓の悪性腫瘍で誤っている記述はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
肝臓の原発性腫瘍と転移性腫瘍、肝細胞癌の特徴を問う問題です。
中心性壊死は肝細胞癌だけを特徴づける所見ではなく、肝細胞癌の代表的な病理学的特徴とはいえません。
解説
肝臓にみられる悪性腫瘍は、他臓器癌からの転移性腫瘍が多く、原発性肝悪性腫瘍では肝細胞癌が大部分を占めます。肝細胞癌は索状構造、偽腺管構造、胆汁産生、腫瘍血管の発達などが特徴です。
腫瘍が大きくなれば壊死を伴うことはありますが、中心性壊死は肝細胞癌に特異的・代表的な特徴ではありません。選択肢4は出題当時の日本の疫学を反映し、C型肝炎ウイルス持続感染が肝細胞癌の主要背景でした。
選択肢の確認
- 1.転移性腫瘍が多い。:正しい。肝臓は血流が豊富で、消化器癌などの血行性転移が多い臓器です。
- 2.原発性腫瘍の大部分は肝細胞癌である。:正しい。原発性肝悪性腫瘍の中心は肝細胞癌です。
- 3.中心性壊死は肝細胞癌の特徴である。:誤り。壊死を伴うことはありますが、中心性壊死を肝細胞癌の固有の特徴とはしません。
- 4.日本人の肝細胞癌の大部分はC型肝炎ウイルスの持続感染がある。:正しい。本問の出題当時、日本の肝細胞癌ではC型肝炎ウイルス持続感染を背景とする例が大部分でした。
覚えるポイント
- 肝悪性腫瘍は転移性が多い。
- 原発性では肝細胞癌が中心。
- 疫学を問う古い問題は出題当時の背景で判断する。