10AM57|第10回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第10回午前(科目未分類)
高齢者がもちで窒息を起こしやすい原因で誤っているのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
高齢者で食塊による窒息が増える生理的・解剖学的理由を問う問題です。
高齢者では咳嗽反射は亢進するのではなく低下し、異物を排出しにくくなります。
解説
高齢になると、歯の喪失や義歯の不適合により咀嚼が不十分になりやすく、唾液分泌低下で食塊もまとまりにくくなります。さらに舌・咽頭・喉頭周囲筋の筋力低下や嚥下反射の遅れが加わり、粘着性の高い餅が気道へ入りやすくなります。
異物が気道へ入った際に排出する咳嗽反射も低下するため、窒息が重症化しやすくなります。急な呼吸困難や発声不能があれば救急対応が必要です。
選択肢の確認
- 1.歯の喪失:正しい原因です。咀嚼が不十分になり、大きな食塊のまま嚥下しやすくなります。
- 2.咳嗽反射の亢進:誤り。高齢者では咳嗽反射が低下しやすく、異物排出能力が弱くなります。
- 3.嚥下筋の筋力低下:正しい原因です。嚥下筋の筋力低下により、食塊を安全に咽頭から食道へ送る能力が低下します。
- 4.唾液分泌の減少:正しい原因です。唾液が少ないと餅が口腔・咽頭に付着しやすく、食塊形成も不良になります。
覚えるポイント
- 高齢者では咀嚼・嚥下・咳嗽機能が低下。
- 唾液減少で粘着性食品が飲み込みにくい。
- 咳嗽反射は亢進ではなく低下。