10AM60|第10回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第10回午前(科目未分類)
浮腫について誤っている組合せはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
浮腫の原因ごとに、出現部位と時間帯の特徴を対応させる問題です。
心臓性浮腫は重力の影響を受け、立位・歩行後の夕方に下腿で増強しやすいため、「朝方に増強」は誤りです。
解説
心不全では静脈圧が上昇し、血管内から組織へ水分が移動します。歩行可能な患者では足背・下腿など低い部位に左右対称性の圧痕性浮腫が生じ、日中の立位で悪化しやすくなります。
腎性浮腫は塩分・水分貯留や低アルブミン血症により、朝の眼瞼・顔面から目立つことがあります。肝硬変では門脈圧亢進と低アルブミン血症により腹水を伴い、栄養障害による低蛋白血症では全身性浮腫となります。
選択肢の確認
- 1.心臓性浮腫 ─── 朝方に増強:誤り。心臓性浮腫は重力依存性で、歩行可能者では夕方に下肢で増強しやすいです。
- 2.腎性浮腫 ─── 顔面から出現:正しい。腎性浮腫は眼瞼や顔面から出現し、朝に目立つことがあります。
- 3.肝性浮腫 ─── 腹水を伴う:正しい。肝性浮腫では門脈圧亢進や低アルブミン血症により腹水を伴います。
- 4.栄養性浮腫 ─── 全身に出現:正しい。低栄養による低蛋白血症では膠質浸透圧が低下し、全身性浮腫を生じます。
覚えるポイント
- 心臓性浮腫は下肢・夕方。
- 腎性浮腫は顔面・眼瞼・朝方。
- 肝性は腹水、栄養性は全身性。