10AM61|第10回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第10回午前(科目未分類)
脾腫をきたさない疾患はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
脾腫を起こす血液疾患と、凝固因子欠乏症を区別する問題です。
血友病は凝固因子の先天的欠乏による出血性疾患であり、脾腫をきたす代表的疾患ではありません。
解説
脾臓は血球の処理、免疫、血液貯留に関与します。造血器腫瘍で細胞が増殖・浸潤する場合や、脾臓で赤血球破壊が亢進する場合には脾腫が生じます。
慢性骨髄性白血病では著明な脾腫がみられることがあり、悪性リンパ腫では脾臓への浸潤、自己免疫性溶血性貧血では脾臓での赤血球破壊が脾腫につながります。血友病では第8因子または第9因子の欠乏により出血傾向を示しますが、脾腫は基本所見ではありません。
選択肢の確認
- 1.慢性骨髄性白血病:脾腫をきたします。慢性骨髄性白血病では髄外造血や腫瘍細胞の増殖により著明な脾腫がみられます。
- 2.悪性リンパ腫:脾腫をきたすことがあります。リンパ腫細胞が脾臓へ浸潤します。
- 3.自己免疫性溶血性貧血:脾腫をきたすことがあります。脾臓で抗体が付着した赤血球が破壊されるためです。
- 4.血友病:脾腫をきたしません。血友病は凝固因子欠乏による出血性疾患で、脾腫は代表所見ではありません。
覚えるポイント
- 脾腫は造血器腫瘍、感染症、溶血などで生じる。
- 慢性骨髄性白血病では著明な脾腫が重要。
- 血友病は凝固因子欠乏で、脾腫は基本的にない。