10AM73|第10回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第10回午前(科目未分類)
失立・失歩がみられるのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
器質的な麻痺や失調では説明できない失立・失歩が、どの病態でみられるかを問う問題です。
出題当時の用語でヒステリーとされた病態では、転換症状として失立・失歩がみられます。
解説
失立・失歩は、臥位では下肢を動かせるにもかかわらず、立位や歩行ができない状態です。神経学的所見が既知の解剖学的障害と一致せず、心理的要因との関連がみられる場合、出題当時はヒステリー性失立・失歩と呼ばれました。
現在は、機能性神経症状症、転換症などの枠組みで扱われます。症状は本人が意図的に作っているとは限らず、詐病と同一視しないことが重要です。
選択肢の確認
- 1.不安神経症:誤り。不安神経症では強い不安、動悸、過呼吸などが中心で、失立・失歩の代表ではありません。
- 2.恐怖症:誤り。恐怖症では特定の対象や状況への著しい恐怖と回避が中心です。
- 3.抑うつ神経症:誤り。抑うつ神経症では抑うつ気分、意欲低下などが中心です。
- 4.ヒステリー:正しい。出題当時のヒステリーでは、転換症状として失立・失歩がみられます。
覚えるポイント
- 失立・失歩は立てない・歩けない機能性症状。
- 旧称ヒステリーは現在、転換症・機能性神経症状症として扱う。
- 詐病と同一視しない。