10AM80|第10回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第10回午前(科目未分類)
疾患とその特徴との組合せで正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
骨・関節疾患の好発年齢、検査所見、歩行異常、脊柱所見を対応させる問題です。
脊椎カリエスでは疼痛と筋防御により脊柱の動きが制限されるため、この組合せが正しいです。
解説
脊椎カリエスは結核菌による結核性脊椎炎です。椎体・椎間板が破壊され、背部痛、叩打痛、脊柱の運動制限を生じます。進行すると後弯変形、冷膿瘍、脊髄・神経根圧迫による麻痺をきたすことがあります。
原発性骨粗鬆症では骨密度低下が中心で、通常の血清カルシウム、リン、アルカリフォスファターゼはおおむね正常です。骨肉腫は若年者の長管骨骨幹端に好発します。股関節脱臼では殿筋機能不全による跛行などが問題になります。
選択肢の確認
- 1.原発性骨粗鬆症 ─── アルカリフォスファターゼ値の異常:誤り。原発性骨粗鬆症では一般的な血清アルカリフォスファターゼ値は通常正常範囲です。
- 2.骨肉腫波 ─── 老人に好発:誤り。骨肉腫は主に10〜20歳代の若年者に好発し、長管骨の骨幹端に多く発生します。
- 3.脊椎カリエス ─── 脊柱の運動制限:正しい。脊椎カリエスでは疼痛や椎体病変により脊柱の運動制限がみられます。
- 4.股関節脱臼 ─── 硬性墜落跛行:誤り。股関節脱臼では脚長差や中殿筋機能不全による跛行がみられますが、この組合せは適切ではありません。
覚えるポイント
- 脊椎カリエスは結核性脊椎炎。
- 背部痛・運動制限・後弯変形に注意。
- 骨肉腫は若年者の長管骨骨幹端に好発。
- 原発性骨粗鬆症では一般検査値が正常なことが多い。