10PM104|第10回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第10回午後(科目未分類)
次の病証を示す経絡はどれか。「空腹でも食欲がなく膝から下が冷える。腰痛があって臥すことを好む。」
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
症状の組合せから、どの経脈の病候かを判定する問題です。
食欲低下、下腿の冷え、腰痛、臥すことを好むという組合せは、足の少陰腎経の病候に一致します。
解説
足の少陰腎経は足底の湧泉から下肢内側、腹部・胸部へ上行し、腎に属して膀胱を絡います。古典的な経脈病候には、空腹感があっても食べたくない、腰痛、下肢の冷え、力がなく横になりたがるなど、腎の虚衰を思わせる症状が含まれます。
本問では、単独の症状ではなく、腰と下肢の冷え、食欲異常、臥床傾向をまとめて腎経へ結びつけることがポイントです。
選択肢の確認
- 1.足の太陰脾経:誤り。足の太陰脾経では食欲不振や腹部膨満、下痢、舌根のこわばりなどを考えますが、本問の腰痛・下腿冷えの組合せは腎経が中心です。
- 2.足の少陽胆経:誤り。足の少陽胆経では側頭部、側胸部、季肋部、下肢外側などの病候が中心です。
- 3.足の少陰腎経:正しい。足の少陰腎経の病候には、食欲がない、腰痛、下肢の冷え、臥すことを好むなどが挙げられます。
- 4.足の陽明胃経:誤り。足の陽明胃経では高熱、顔面・前頚部・腹部・下肢前面の症状や消化器症状などを考えます。
覚えるポイント
- 腎経は腰、下肢内側、足底、腎・膀胱と関係する。
- 腰痛、下腿冷え、精力低下、臥すことを好む症状は腎虚を連想する。
- 経脈病候は複数の症状をまとめて判断する。