10PM108|第10回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第10回午後(科目未分類)
六部定位脈診で左手関上の沈が虚している場合、難経六十九難に基づく治療穴で適切なのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
六部定位脈診で虚している臓を特定し、難経六十九難の「虚すればその母を補う」を五行穴へ適用する問題です。
左関上の沈は肝を示し、肝木の母である水を補うため、曲泉と陰谷を選びます。
解説
左手関上の沈が虚しているので肝虚と判断します。五行では肝は木に属し、木を生む母は水です。難経六十九難の原則に従い、肝経の水穴である曲泉と、水に属する腎経の水穴である陰谷を補います。
この方法では、自経の母穴と母経の同じ五行穴を組み合わせます。経穴名だけでなく、各経穴の所属経脈と五行属性を結びつけて覚えることが重要です。
選択肢の確認
- 1.曲泉と陰谷:正しい。曲泉は足の厥陰肝経の合水穴、陰谷は足の少陰腎経の合水穴で、肝木の母である水を補う組合せです。
- 2.労宮と大都:誤り。労宮と大都は火の性質をもつ穴を含む組合せで、肝木の母である水を補う配穴ではありません。
- 3.太淵と太白:誤り。太淵と太白は土穴の組合せで、肺金が虚したときに母である土を補う考え方に対応します。
- 4.復溜と経渠:誤り。復溜と経渠は金穴の組合せで、腎水が虚したときに母である金を補う配穴です。
覚えるポイント
- 左関沈の虚は肝虚。
- 難経六十九難は「虚すればその母を補い、実すればその子を瀉す」。
- 肝は木、母は水。曲泉と陰谷はいずれも水穴。