10PM111|第10回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第10回午後(科目未分類)
陽実証に対する刺法で適切なのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
陽実証に対する瀉法の特徴を問う問題です。
実して熱が盛んな病態では、速刺速抜によって邪気を瀉す方法を用います。
解説
陽実証は、表・熱・実など陽性の病態が強く現れた状態です。刺鍼では刺激を比較的速く行い、鍼を長く留めずに邪気を外へ出す瀉法を選びます。
補瀉手技では、抜鍼後に鍼孔を閉じる、経気の流れに沿って刺す、呼気時に刺入して吸気時に抜くなどは補法側の操作として整理します。実際の刺激量は患者の体力や病態に応じて調節し、強刺激を一律に行うものではありません。
選択肢の確認
- 1.抜鍼後に直ちに鍼孔を閉じる。:誤り。抜鍼後に鍼孔を直ちに閉じるのは、正気を漏らさない補法の操作です。瀉法では閉じずに邪気を出すと説明されます。
- 2.速刺速抜で刺鍼する。:正しい。速刺速抜は強く停滞した邪気や熱を瀉す操作で、陽実証に適します。
- 3.経気の流れに沿って刺鍼する。:誤り。経気の流れに沿って刺す迎随補瀉の操作は補法です。瀉法では流れに逆らう方向を用います。
- 4.呼気時に刺入し、吸気時に抜く。:誤り。呼気時に刺入し吸気時に抜く呼吸補瀉は補法として整理されます。瀉法では逆の呼吸相を用います。
覚えるポイント
- 陽実証は瀉法、代表は速刺速抜。
- 鍼孔を閉じる、経気に沿う、呼気時刺入は補法側。
- 古典的補瀉法と現代の安全な刺激量調節を混同しない。