10PM118第10回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第10回午後(科目未分類)

小児斜差の灸に用いる経穴はどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

伝統的な特殊灸法である小児斜差の灸に用いる背部兪穴を問う問題です。
小児斜差の灸では肝兪と脾兪を組み合わせるため、選択肢では肝兪が該当します。

解説

小児斜差の灸は、小児すじかいの灸とも呼ばれる伝統的な配穴法です。肝兪と脾兪を左右交差させて用い、男児と女児で左右の組合せを入れ替えるとされます。

肝兪は第9胸椎棘突起下縁と同じ高さで、後正中線の外方1寸5分に取ります。これは伝統医学上の特殊灸法に関する知識であり、小児に実際に施灸する場合は皮膚が薄く熱傷しやすいことを踏まえ、刺激量と安全管理を厳格に考える必要があります。

選択肢の確認

  • 1.肺兪:誤り。肺兪は肺の背部兪穴で、第3胸椎棘突起下縁の高さに取ります。小児斜差の灸の基本穴ではありません。
  • 2.膈兪:誤り。膈兪は血会で、第7胸椎棘突起下縁の高さに取りますが、小児斜差の灸の組合せではありません。
  • 3.肝兪:正しい。小児斜差の灸では肝兪と脾兪を左右交差させて用います。
  • 4.腎兪:誤り。腎兪は第2腰椎棘突起下縁の高さに取る腎の背部兪穴で、小児斜差の灸の基本穴ではありません。

覚えるポイント

  • 小児斜差の灸は肝兪と脾兪の組合せ。
  • 肝兪は第9胸椎、脾兪は第11胸椎の高さ。
  • 小児への灸は熱傷リスクが高く、国試知識と安易な臨床実施を混同しない。
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