10PM126|第10回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第10回午後(科目未分類)
次の文で示す患者の病証に対し、難経六十九難に基づき補法を行う経穴はどれか。「70歳の女性。加齢とともに難聴になる。腰が冷えてだるい。骨粗鬆症がある。脈は細弱。」
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
症状・年齢・脈から腎虚を判定し、難経六十九難の母子関係を五行穴へ適用する問題です。
腎水の母は肺金なので、腎経の金穴である復溜と肺経の金穴である経渠を補います。
解説
加齢に伴う難聴、腰の冷えとだるさ、骨粗鬆症、細弱脈は、腎精不足や腎陽虚を含む腎虚を示します。東洋医学では腎は精を蔵し、骨を主り、耳に開竅すると考えるためです。
難経六十九難の「虚すればその母を補う」に従うと、腎は水で、その母は金です。自経である腎経の経金穴・復溜と、母経である肺経の経金穴・経渠を補います。
選択肢の確認
- 1.曲泉・陰谷:誤り。曲泉と陰谷は水穴の組合せで、肝木が虚したときに母である水を補う配穴です。
- 2.少衝・大敦:誤り。少衝と大敦は木穴を組み合わせる考えで、腎水の母である金を補う配穴ではありません。
- 3.太淵・太白:誤り。太淵と太白は土穴の組合せで、肺金虚に対して母の土を補う配穴です。
- 4.復溜・経渠:正しい。復溜は腎経の経金穴、経渠は肺経の経金穴で、腎水の母である金を補います。
覚えるポイント
- 難聴・腰の冷え・骨の弱り・細弱脈は腎虚。
- 腎は水、母は金。
- 復溜と経渠はいずれも金穴。
- 難経六十九難は自経の母穴と母経の同属性穴を組み合わせる。