10PM131第10回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第10回午後(科目未分類)

次の文で示す患者の病態に対する治療目的で適切でないのはどれか。「50歳の男性。中間管理職でストレスが絶えない。数日前から頭部全体に締め付けられるような鈍痛がある。」

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この問題は公式正答が公表されていないため、採点対象外です。

正答

1、3

この問題のポイント

症例から緊張型頭痛を見抜き、その病態に合う治療目的と合わない目的を複数選ぶ問題です。
締め付けるような頭部全体の鈍痛とストレスは緊張型頭痛に合い、三叉神経興奮抑制と頭頚部血管拡張は本症例の主要な治療目的ではありません。

解説

緊張型頭痛は、両側性または頭部全体の圧迫感・締め付け感を特徴とし、日常動作で著しく悪化しにくい頭痛です。ストレスや頭頚部筋の持続緊張が誘因となるため、後頚部筋の過緊張を緩め、心身の安静を図ることが治療目標になります。

三叉神経血管系の興奮抑制は片頭痛の病態説明とより深く関係します。また、緊張型頭痛に対し頭頚部血管を積極的に拡張することは主要目的ではありません。なお、頭痛の性状が変化した場合や神経症状を伴う場合は二次性頭痛を除外します。

選択肢の確認

  • 1.三叉神経の興奮を抑制する。:適切ではありません。三叉神経血管系の興奮は片頭痛の病態で重視され、本症例の緊張型頭痛に対する中心的治療目的ではありません。
  • 2.後頚部筋の過緊張を緩める。:適切です。後頚部筋の過緊張と圧痛を緩和し、持続的な筋収縮による痛みを減らします。
  • 3.頭頚部の血管を拡張する。:適切ではありません。頭頚部血管の拡張は緊張型頭痛の主要病態を直接改善する目的ではなく、拍動性頭痛では不利となることもあります。
  • 4.心身の安静を図る。:適切です。ストレスを軽減し心身の安静を図ることは、緊張型頭痛の誘因を減らすうえで重要です。

覚えるポイント

  • 締め付ける鈍痛+ストレスは緊張型頭痛。
  • 治療目的は頭頚部筋の緊張緩和と心身の安静。
  • 三叉神経血管系は片頭痛で重視する。
  • 正答は1と3の両方。
10PM13010PM132
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