10PM136第10回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第10回午後(科目未分類)

次の文で示す運動麻痺に対し、罹患神経への局所治療穴として適切なのはどれか。「母指球が萎縮し、母指と小指の対立運動が困難である。」

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

母指球萎縮と対立運動障害から罹患神経を特定し、その走行に近い局所穴を選ぶ問題です。
この所見は正中神経麻痺を示し、前腕掌側で正中神経に近い内関が適切です。

解説

母指球筋のうち母指対立筋、短母指外転筋、短母指屈筋浅頭などは主に正中神経反回枝の支配を受けます。正中神経が障害されると母指球が萎縮し、母指と小指を向かい合わせる対立運動が困難になります。

内関は手の厥陰心包経に属し、前腕掌側、長掌筋腱と橈側手根屈筋腱の間に位置し、その深部を正中神経が走行します。神経へ直接刺入して強い放散痛や損傷を起こさないよう、解剖学的位置を確認します。

選択肢の確認

  • 1.手五里:誤り。手五里は上腕外側にあり、正中神経の前腕遠位部への局所穴ではありません。
  • 2.小海:誤り。小海は肘内側で尺骨神経溝に近く、尺骨神経麻痺の局所穴です。
  • 3.内関:正しい。内関は前腕掌側で正中神経の走行に近く、正中神経麻痺への局所穴として適切です。
  • 4.消爍:誤り。消爍は上腕後外側の三焦経上にあり、橈骨神経領域に近い部位です。

覚えるポイント

  • 母指球萎縮+対立障害は正中神経麻痺。
  • 内関は長掌筋腱と橈側手根屈筋腱の間。
  • 内関深部には正中神経が走るため、直接損傷を避ける。
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