10PM149|第10回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第10回午後(科目未分類)
鍼鎮痛に関与しないのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
鍼鎮痛に関与する受容器・神経機構・内因性物質を区別する問題です。
カルシトニンは主に血中カルシウム調節に関わるホルモンで、鍼鎮痛の代表的機序には含まれません。
解説
鍼刺激はポリモーダル受容器などの感覚受容器を興奮させ、求心性入力を中枢へ伝えます。その結果、脊髄分節性抑制、下行性疼痛抑制系、内因性オピオイド放出などが働きます。エンドルフィンはオピエート受容体に結合して鎮痛に関与します。
カルシトニンは甲状腺傍濾胞細胞から分泌され、骨吸収抑制などを通じてカルシウム代謝に働くホルモンです。名称が似るカルシトニン遺伝子関連ペプチドは別物で、混同しないことが重要です。
選択肢の確認
- 1.オピエート受容体:関与します。オピエート受容体に内因性オピオイドが結合し、疼痛伝達を抑制します。
- 2.ポリモーダル受容器:関与します。ポリモーダル受容器は鍼刺激を侵害性・機械的刺激として受容し、鎮痛系を賦活する入力となります。
- 3.カルシトニン:関与しません。カルシトニンはカルシウム代謝に関わるホルモンで、鍼鎮痛の代表的物質ではありません。
- 4.エンドルフィン:関与します。エンドルフィンは内因性オピオイドの一つで、オピオイド受容体を介して鎮痛を起こします。
覚えるポイント
- 鍼鎮痛にはポリモーダル受容器、求心性線維、下行性抑制系が関与。
- エンドルフィンとオピエート受容体が重要。
- カルシトニンはカルシウム代謝ホルモン。
- カルシトニンとCGRPを混同しない。