10PM157|第10回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第10回午後(科目未分類)
米粒大の艾柱の連続施灸で最初に出現する局所の変化はどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
連続施灸による局所組織反応の時間的順序を問う問題です。
最初に血管拡張による発赤が現れ、その後、刺激が強ければ水疱、潰瘍、痂皮などへ進みます。
解説
米粒大の艾炷を連続して施灸すると、まず温熱刺激により皮膚血管が拡張し、局所が赤くなる発赤を生じます。さらに熱が加わると表皮・真皮が損傷して水疱を形成し、より強い組織障害ではびらん・潰瘍となります。
痂皮は滲出液や血液が乾燥し、損傷部を覆う治癒過程で後から形成されます。施灸では発赤の段階から皮膚状態を観察し、不必要な熱傷を防ぎます。
選択肢の確認
- 1.発赤:正しい。最初の局所変化は血管拡張による発赤です。
- 2.水疱:誤り。水疱は発赤より後に、表皮が熱損傷を受けて組織液がたまることで現れます。
- 3.痂皮:誤り。痂皮は損傷後の滲出液などが乾燥して形成されるため、最初の変化ではありません。
- 4.潰瘍:誤り。潰瘍はさらに深い組織損傷で生じる後期変化です。
覚えるポイント
- 局所反応はまず発赤。
- 強刺激が続くと水疱、びらん・潰瘍へ進む。
- 痂皮は損傷後の治癒過程で形成される。
- 熱感が分かりにくい知覚障害患者では特に熱傷に注意。