10PM158|第10回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第10回午後(科目未分類)
打膿灸による炎症の発生に関与しないのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
打膿灸で生じる局所炎症に関与する化学伝達物質と、下垂体由来ペプチドを区別する問題です。
ブラジキニン、ヒスタミン、プロスタグランジンは炎症に関与しますが、β−リポトロピンは局所炎症メディエーターではありません。
解説
打膿灸では強い熱刺激による組織損傷が起こり、血管反応、疼痛、白血球浸潤などの炎症反応が生じます。ヒスタミンは血管拡張と透過性亢進、ブラジキニンは疼痛と血管拡張、プロスタグランジンは疼痛増強、発熱、炎症調節などに関与します。
β−リポトロピンは下垂体前葉で前駆体蛋白から生じるペプチドで、βエンドルフィンなどと関連しますが、打膿灸局所の炎症を起こす代表的な化学伝達物質ではありません。
選択肢の確認
- 1.ブラジキニン:関与します。ブラジキニンは組織損傷時に産生され、血管拡張と疼痛を引き起こします。
- 2.ヒスタミン:関与します。ヒスタミンは肥満細胞などから放出され、血管拡張と血管透過性亢進を起こします。
- 3.プロスタグランジン:関与します。プロスタグランジンは炎症部位で産生され、痛覚過敏や血管反応に関与します。
- 4.β−リポトロピン:関与しません。β−リポトロピンは下垂体由来ペプチドで、局所炎症の主要メディエーターではありません。
覚えるポイント
- 炎症メディエーターはヒスタミン、ブラジキニン、プロスタグランジン。
- 発赤、腫脹、熱感、疼痛は血管反応と化学伝達物質で生じる。
- β−リポトロピンは下垂体由来で、局所炎症メディエーターではない。