10PM83|第10回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第10回午後(科目未分類)
肺癌の診断に有用でないのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
肺癌の存在や組織型を診断する検査と、呼吸機能を評価する検査を区別する問題です。
画像、細胞診、内視鏡・生検は診断に直結しますが、スパイログラフィーは主に換気機能を調べます。
解説
肺癌の診断では、胸部CTで腫瘤の位置・形状・リンパ節腫大などを確認し、喀痰細胞診や気管支鏡下生検などで悪性細胞または組織を証明します。検査は病変の部位や患者の状態に応じて組み合わせます。
スパイログラフィーは肺活量や1秒量などを測定し、閉塞性・拘束性換気障害を評価する検査です。肺癌患者の呼吸予備能や手術耐容能の評価には役立ちますが、肺癌そのものを発見・確定する検査ではありません。
選択肢の確認
- 1.喀痰検査:有用です。喀痰中の悪性細胞を調べる細胞診で、特に中枢型の扁平上皮癌などで診断の手掛かりになります。
- 2.気管支ファイバースコピー:有用です。気管支内を観察し、擦過細胞診、洗浄細胞診、生検などで病変から検体を採取できます。
- 3.肺CT検査:有用です。CTは腫瘤の形状、位置、周囲臓器との関係、リンパ節や遠隔病変の評価に重要です。
- 4.スパイログラフィー:有用ではありません。スパイログラフィーは換気機能検査であり、肺癌の存在や組織型を直接診断しません。
覚えるポイント
- 肺癌診断は画像検査と病理・細胞診を組み合わせる。
- 気管支鏡は観察だけでなく生検・細胞採取ができる。
- スパイログラフィーは肺機能評価であり、癌の確定診断ではない。