10PM94|第10回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第10回午後(科目未分類)
温熱療法の効果で誤っているのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
温熱療法による生理反応を問う問題です。
温熱は血管拡張と血流増加を起こし、代謝を促進し、疼痛や筋緊張を軽減します。
解説
温熱刺激を加えると局所血管が拡張し、血流が増加します。組織温度の上昇により代謝活動は一般に亢進し、結合組織の伸張性も高まります。また、感覚入力や筋紡錘活動への影響を通じて疼痛や筋緊張、痙性を軽減することがあります。
急性炎症、出血傾向、知覚障害、重度循環障害などでは、温熱が症状を悪化させたり熱傷を見逃したりする危険があるため、適応と禁忌の確認が必要です。
選択肢の確認
- 1.血液循環の改善:正しい。温熱による血管拡張で局所血流が増え、循環改善が期待されます。
- 2.新陳代謝の抑制:誤り。温度上昇により酵素反応や組織代謝は一般に促進されます。代謝を抑制するのは寒冷療法の代表的作用です。
- 3.痛みの軽減:正しい。温熱による筋緊張緩和や感覚入力の変化により、痛みが軽減することがあります。
- 4.痙性の抑制:正しい。持続的な温熱は筋緊張を和らげ、痙性を一時的に抑える目的で用いられることがあります。
覚えるポイント
- 温熱は血流と代謝を増加させる。
- 疼痛軽減、筋緊張・痙性軽減、軟部組織伸張性向上が主な効果。
- 急性炎症、出血、知覚障害、循環障害では慎重に判断する。