10PM95第10回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第10回午後(科目未分類)

脳卒中急性期の背臥位での良肢位として誤っているのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

脳卒中急性期に異常姿勢や拘縮を防ぐポジショニングを問う問題です。
背臥位では頭頚部を中間位に保ち、患側肩甲帯を前方へ出し、骨盤と下肢を左右対称に整えます。

解説

脳卒中後は、肩甲帯の後退、上肢屈曲・内旋、下肢伸展・内旋または外旋などの異常肢位が固定しやすくなります。背臥位では患側肩甲帯を前方へ引き出し、上肢を支持し、骨盤を水平にして、股関節を内外旋中間位に保持します。

枕を高くしすぎると頚部が過度に屈曲し、体幹屈曲や呼吸・嚥下に不利な姿勢となることがあります。頭部は必要最小限の高さで正中位を保つことが基本です。患者の意識、呼吸、頭蓋内圧など医学的条件によって体位は調整します。

選択肢の確認

  • 1.枕を高めにする。:誤り。枕を高くしすぎると頚部屈曲が強まり、良肢位を崩します。頭頚部が中間位となる適切な高さにします。
  • 2.患側肩甲帯を前に出す。:正しい。患側肩甲帯を前方へ出して支持すると、肩甲帯の後退と肩関節内旋・内転パターンを予防しやすくなります。
  • 3.両骨盤を水平にする。:正しい。骨盤を水平に整えることで体幹の左右非対称や下肢の異常肢位を防ぎます。
  • 4.股関節を内外旋中間位にする。:正しい。股関節を内外旋中間位に保持し、過度の外旋や内旋による拘縮を予防します。

覚えるポイント

  • 脳卒中の良肢位は左右対称と患側の支持が基本。
  • 患側肩甲帯を前方へ出し、上肢を引っ張らない。
  • 骨盤は水平、股関節は内外旋中間位。
  • 枕は高くしすぎず頭頚部を中間位にする。
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