10PM98|第10回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第10回午後(科目未分類)
血について誤っているのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
東洋医学における血の生成・循行・作用を、衛気や津液の働きと区別する問題です。
血は営気とともに脈中をめぐり、全身を栄養・滋潤しますが、体表を守り体温を調節する働きは主に衛気に属します。
解説
血は主に飲食物から生じた水穀の精微、すなわち後天の精を基礎として生成され、心の推動によって脈中を循行します。肝は血を貯蔵して必要量を調節し、脾は血が脈外へ漏れないよう統血するため、複数の臓と関係します。
血の主要作用は、臓腑・組織・感覚器を栄養し、皮膚や筋肉を滋潤し、精神活動の物質的基礎となることです。体表を温めて外邪から守り、発汗を調節する作用は衛気の説明です。
選択肢の確認
- 1.営気と共に脈中を流れる。:正しい。血は営気と密接に結びつき、脈中を循行して全身を栄養します。
- 2.後天の精から造られる。:正しい。脾胃が飲食物から作る水穀の精微、すなわち後天の精が血の主要な生成材料になります。
- 3.体表部を潤し体温調節に関与する。:誤り。体表を温めて防衛し、発汗・体温調節に関与するのは主に衛気です。血にも滋潤作用はありますが、この記述全体は衛気の作用です。
- 4.肝、心との関係が深い。:正しい。心は血脈を主り、肝は血を蔵するため、血との関係が深い臓です。
覚えるポイント
- 血は営気とともに脈中を流れる。
- 血は後天の精を基礎に生成され、栄養・滋潤作用をもつ。
- 心は血脈を主り、肝は血を蔵す。
- 体表防衛と体温・発汗調節は主に衛気。