11AM51|第11回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第11回午前(科目未分類)
創傷治癒を最も抑制するのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
薬物が創傷治癒へ及ぼす影響を問う問題です。
炎症反応、線維芽細胞、コラーゲン合成、血管新生を抑える薬を選びます。
解説
副腎皮質ステロイド薬は炎症性サイトカインの産生や白血球機能を抑制し、線維芽細胞の増殖、コラーゲン合成、血管新生も低下させます。そのため、創傷治癒の遅延や感染リスク上昇を起こし得ます。
抗菌薬は感染がある場合に病原体を抑えるため、適切に使用すれば治癒を助けます。解熱薬や向精神薬は種類によって影響が異なりますが、本問で最も強く創傷治癒を抑制するのは副腎皮質ステロイド薬です。
選択肢の確認
- 1.解熱薬:誤り。解熱薬は種類により影響が異なるが、副腎皮質ステロイドほど創傷治癒を強く抑えない。
- 2.抗菌薬:誤り。抗菌薬は細菌感染の治療に用いられ、感染による治癒遅延を防ぐことがある。
- 3.向精神薬:誤り。向精神薬は一律に創傷治癒を最も抑制する薬ではない。
- 4.副腎皮質ステロイド薬:正しい。副腎皮質ステロイドは炎症、線維芽細胞、コラーゲン合成を抑え、創傷治癒を遅らせる。
覚えるポイント
- 創傷治癒には炎症、肉芽形成、コラーゲン産生が必要。
- 副腎皮質ステロイドはこれらを抑制する。
- 長期使用では感染や皮膚脆弱化にも注意する。