11AM55|第11回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第11回午前(科目未分類)
感染症を引き起こす寄生体のうち生きた細胞内でのみ増殖するのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
病原体が宿主細胞なしに増殖できるかを問う問題です。
ウイルスが偏性細胞内寄生体であることを押さえます。
解説
ウイルスは細胞構造をもたず、独自の蛋白合成装置やエネルギー産生系を備えていません。そのため、生きた宿主細胞へ侵入し、その酵素やリボソームなどを利用してのみ増殖できます。
細菌、原虫、真菌は細胞性生物であり、種類に応じた培地や環境で宿主細胞外でも増殖できるものがあります。細胞内寄生性の細菌や原虫もありますが、「生きた細胞内でのみ」という性質はウイルスの基本です。
選択肢の確認
- 1.ウイルス:正しい。ウイルスは宿主細胞の機構を利用しなければ増殖できない偏性細胞内寄生体である。
- 2.細菌:誤り。細菌は細胞性生物で、多くは適切な培地で増殖できる。
- 3.原虫:誤り。原虫は真核単細胞生物であり、すべてが生きた細胞内でのみ増殖するわけではない。
- 4.真菌:誤り。真菌は真核生物で、培地上で増殖できる。
覚えるポイント
- ウイルスは偏性細胞内寄生体。
- ウイルスはリボソームをもたない。
- 細菌・原虫・真菌は細胞性生物。