11AM59|第11回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第11回午前(科目未分類)
次の文で示す患者で最も考えられる疾患はどれか。「56歳の女性。2か月で5kgの体重増加。体温が低く、寒さに敏感となってきた。」
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
体重増加、低体温、寒がりという症候から内分泌疾患を診断する症例問題です。
基礎代謝が低下する甲状腺機能低下症の特徴を拾います。
解説
56歳女性に、短期間の体重増加、体温低下、寒冷過敏がみられます。これらは甲状腺ホルモン不足による基礎代謝低下を示す典型的な組合せで、甲状腺機能低下症が最も考えられます。
ほかに倦怠感、便秘、徐脈、皮膚乾燥、嗄声、非圧痕性浮腫などを伴うことがあります。確認には血中TSHと遊離T4が重要です。
選択肢の確認
- 1.甲状腺機能低下症:正しい。甲状腺ホルモン低下で基礎代謝が低下し、体重増加、低体温、寒がりが生じる。
- 2.クッシング症候群:誤り。クッシング症候群でも体重増加は起こるが、中心性肥満、満月様顔貌、皮膚線条などが典型である。
- 3.Ⅱ(2)型糖尿病:誤り。2型糖尿病では口渇、多飲、多尿などが重要で、低体温と寒冷過敏の組合せは典型的でない。
- 4.先端肥大症:誤り。先端肥大症では手足・顔貌の変化、発汗、頭痛などがみられ、低代謝症状とは合わない。
覚えるポイント
- 体重増加+寒がり+低体温は甲状腺機能低下を示唆。
- 基礎代謝が低下する。
- 検査はTSHと遊離T4が基本。
- 徐脈、便秘、皮膚乾燥も重要。