11AM60|第11回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第11回午前(科目未分類)
血圧測定で誤っている記述はどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
血圧測定の触診法と聴診法、測定部位、コロトコフ音の判定を問う問題です。
触診法では収縮期血圧しか分からないことを押さえます。
解説
触診法では、上腕のカフを加圧して橈骨動脈などの脈拍を消失させ、減圧中に脈が再び触れる圧を収縮期血圧とします。聴診法より高く測定される方法ではなく、一般に同程度かやや低くなることがあります。拡張期血圧は測定できません。
血圧は通常、心臓の高さにした上腕で測定します。大動脈弁閉鎖不全症などでコロトコフ音が0 mmHgまで消失しない場合、出題当時の基本では第4点を拡張期血圧の目安とします。
選択肢の確認
- 1.触診法は聴診法より測定値が高くなる。:誤り。触診法の収縮期血圧は聴診法より高くなるとは限らず、通常は同程度かやや低いため正答となる。
- 2.血圧は通常上腕で測定する。:正しい。標準的には上腕動脈を用い、カフを上腕に巻いて測定する。
- 3.大動脈閉鎖不全症では拡張期血圧をスワン第4点で判定する。:正しい。大動脈弁閉鎖不全症で音が消失しにくい場合、スワン第4点を拡張期血圧の指標とする。
- 4.触診法では収縮期血圧のみ測定できる。:正しい。触診法で分かるのは脈が再出現する収縮期血圧のみである。
覚えるポイント
- 触診法は収縮期血圧のみ。
- 聴診法はコロトコフ音で収縮期・拡張期を測る。
- 通常は上腕で心臓の高さにして測定。
- 大動脈弁閉鎖不全では第4点を用いる場合がある。