11PM108|第11回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第11回午後(科目未分類)
補の施灸法として誤っているのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
灸法における補法と瀉法の刺激量の違いを問う問題です。
補法は穏やかな熱刺激を与えるため、艾炷を柔らかく小さく、底面を狭くし、自然燃焼させます。
解説
灸の補法では、良質艾を柔らかくひねって小さな艾炷とし、底面を狭くして皮膚へ軽く付着させます。火を吹かず自然に燃焼させ、灰を取り除かず、その上に次の艾炷を重ねることで刺激を穏やかにします。
皮膚へ強く密着させると熱が伝わりやすくなり、強い刺激となるため瀉法的な方法です。実際の施灸では熱傷、感染、感覚低下部位、循環障害などに注意し、患者の反応に応じて刺激量を調整します。
選択肢の確認
- 1.灰を取らずに施灸する。:正しい。灰を残してその上に施灸すると熱伝導が緩やかになり、補法の穏やかな刺激となる。
- 2.底面を狭くする。:正しい。底面を狭くして高めの艾炷とすると、熱刺激が比較的穏やかになる。
- 3.自然に燃やす。:正しい。火を吹かず自然に燃やすのは補法の方法である。
- 4.皮膚に密着させる。:誤り。皮膚に強く密着させると熱刺激が強くなり、瀉法的であるため正答となる。
覚えるポイント
- 灸の補法は小さく柔らかい艾炷、狭い底面、自然燃焼で行う。
- 補法では灰を残し、皮膚へ軽く付着させる。
- 皮膚への強い密着や送風は瀉法的な強刺激となる。