11PM109|第11回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第11回午後(科目未分類)
東洋医学の治療について誤っている記述はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
本治法・標治法、弁証施治、補瀉、正治の意味を区別する問題です。
標治法は目前の症状や局所的な苦痛を治療し、臓腑・経絡の根本的変動を整えるのは本治法です。
解説
標本の標は表面に現れた症状や緊急性の高い現象、本は病気の根本原因や病機を指します。標治法は疼痛、咳、発熱など現れている症状を対象とし、本治法は弁証に基づいて臓腑・経絡・気血津液の失調を調整します。
弁証施治では四診で集めた情報を八綱、臓腑、気血津液などで分析し、証に応じて治法を決めます。補瀉は虚には補、実には瀉を基本とします。正治は寒証を温め、熱証を冷ますように、病性と反対の治法を用いる通常の治療原則です。
選択肢の確認
- 1.標治法は経絡の変動を調整する。:誤り。経絡や臓腑の根本的変動を調整するのは本治法であり、標治法は現症への対処を中心とする。
- 2.弁証施治は八綱病証を用いる。:正しい。八綱は弁証の基本枠組みであり、弁証施治に用いられる。
- 3.補瀉は虚実に応じて行う。:正しい。虚証には補法、実証には瀉法を用いるのが基本である。
- 4.正治とは順証に対する治法である。:正しい。正治は寒を温め、熱を清すように、病証の性質に逆らう通常の治法である。
覚えるポイント
- 本治法は根本病機、標治法は現れている症状を治療する。
- 弁証施治は四診から証を立て、治法を決める。
- 正治は病性と反対の治法、反治は見かけ上同じ性質の治法を用いる。