11PM126|第11回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第11回午後(科目未分類)
次の文で示す患者の病証に対し、治療対象となる適切な経絡はどれか。「30歳の女性。半年前から月経周期が不定期で、経血量は少ない。耳鳴り、めまい、腰のだるさがある。」
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この問題は公式正答が公表されていないため、採点対象外です。
正答
3、4
この問題のポイント
月経不順・経血量減少に、耳鳴り・めまい・腰のだるさを伴う病証から治療経脈を選ぶ問題です。
肝は血と月経、腎は精・生殖・耳・腰に深く関係するため、肝経と腎経の両方が治療対象です。
解説
経血量が少なく周期が不定であることは、肝血不足や肝の疏泄失調を示唆します。耳鳴り、めまい、腰のだるさは、腎精・腎気の不足を考える重要な所見です。肝腎は精血同源とされ、腎精が肝血を生じ、肝血と腎精が互いに支え合います。
したがって本問では、足の少陰腎経と足の厥陰肝経がともに適切です。月経異常は妊娠、内分泌疾患、貧血、婦人科疾患などの評価も必要であり、弁証と現代医学的鑑別を分けて行います。
選択肢の確認
- 1.足の少陽経:誤り。足の少陽胆経は肝と表裏関係にあるが、本症例の中心は肝血・腎精不足であり第一選択ではない。
- 2.足の太陰経:誤り。足の太陰脾経は血の生成・統血に関係するが、耳鳴りと腰のだるさから腎、月経不順から肝がより直接的である。
- 3.足の少陰経:正しい。足の少陰腎経は腎精、生殖、耳、腰の症状に対応するため治療対象となる。
- 4.足の厥陰経:正しい。足の厥陰肝経は蔵血と疏泄を通じて月経周期・経血量に関係するため治療対象となる。
覚えるポイント
- 肝は蔵血・疏泄を通じて月経に関係する。
- 腎は精・生殖・耳・腰と関係する。
- 肝腎不足では肝経と腎経の両方を考える。