11PM128|第11回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第11回午後(科目未分類)
次の文で示す患者の病証に対し、難経六十九難に基づいた治療穴はどれか。「50歳の女性。食欲不振があり、下痢しやすい。精神疲労と無力感がある。舌質淡、脈は沈細。」
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
食欲不振、下痢、疲労、無力感、淡舌、沈細脈から脾虚を判断し、難経六十九難の子母補瀉法を適用する問題です。
脾は土で、その母は火であるため、心経と脾経の火穴である少府・大都を補います。
解説
難経六十九難の基本は、虚すればその母を補い、実すればその子を瀉すという子母補瀉です。本症例は食欲不振、下痢、精神疲労、無力感、淡舌、沈細脈から脾気虚と判断します。
五行で脾は土に属し、火生土なので母は心の火です。脾虚を補う場合、母経である心経の火穴・少府と、自経である脾経の火穴・大都を用います。経穴の五行属性と臓腑の相生関係を順にたどることがポイントです。
選択肢の確認
- 1.曲泉・陰谷:誤り。曲泉と陰谷は肝・腎の水穴で、肝木虚を補う組合せに対応する。
- 2.少府・大都:正しい。少府は心経の火穴、大都は脾経の火穴で、火生土により脾虚を補う。
- 3.太淵・太白:誤り。太淵と太白は肺・脾の土穴で、肺金虚を補う組合せに対応する。
- 4.復溜・経渠:誤り。復溜と経渠は腎・肺の金穴で、腎水虚を補う組合せに対応する。
覚えるポイント
- 難経六十九難は虚則補其母、実則瀉其子である。
- 脾は土、母は火である。
- 脾虚では少府と大都を補う。