11PM130第11回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第11回午後(科目未分類)

中枢性顔面神経麻痺に対し、罹患筋への局所治療部位として適切でないのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

中枢性顔面神経麻痺と末梢性顔面神経麻痺の違いを、罹患筋の分布から判断する問題です。
中枢性では上顔面筋が両側大脳皮質から支配を受けるため、前頭筋は比較的保たれます。

解説

顔面神経核のうち上顔面を支配する部分は両側の皮質延髄路から入力を受け、下顔面を支配する部分は主に反対側大脳皮質から入力を受けます。そのため片側の大脳半球・皮質延髄路が障害される中枢性顔面麻痺では、反対側下顔面の麻痺が目立ち、額のしわ寄せは比較的保たれます。

したがって、罹患筋への局所治療部位として前頭筋部は適切ではありません。頬筋、眼輪筋、口輪筋については症状分布を確認して対象を判断します。急な顔面麻痺では脳卒中を含む鑑別を優先し、施術前に医療評価が必要です。

選択肢の確認

  • 1.前頭筋部:不適切。中枢性麻痺では前頭筋が比較的保たれるため、罹患筋への局所治療部位として適切でない。
  • 2.頬筋部:適切。下顔面に属する頬筋は中枢性顔面麻痺で障害され得る。
  • 3.眼輪筋部:適切。中枢性では上顔面が比較的保たれるが、症状の程度によって眼輪筋機能も評価対象となる。
  • 4.口輪筋部:適切。口輪筋は下顔面に属し、口角下垂や口唇閉鎖不全に関係する。

覚えるポイント

  • 中枢性顔面麻痺は反対側下顔面優位で、額が比較的保たれる。
  • 末梢性顔面麻痺は同側の上顔面・下顔面とも障害される。
  • 急な顔面麻痺は脳卒中の除外を優先する。
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