11PM133|第11回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第11回午後(科目未分類)
神経麻痺と罹患局所への治療穴との組合せで適切なのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
末梢神経の支配筋と、その筋・神経走行上にある経穴を対応させる問題です。
副神経は僧帽筋を支配し、肩井は僧帽筋上部に位置します。
解説
副神経は胸鎖乳突筋と僧帽筋を支配します。副神経麻痺では肩甲帯下垂、肩をすくめる運動の低下、上肢挙上困難などがみられます。肩井は足の少陽胆経の経穴で、肩上部の僧帽筋上に位置するため、罹患筋への局所治療穴として対応します。
肩井の深部には肺尖・胸膜が近く、深い直刺では気胸の危険があります。国家試験学習上も、経穴と支配神経の対応だけでなく安全な方向・深度を意識します。
選択肢の確認
- 1.副神経麻痺 ─── 肩井:正しい。副神経支配の僧帽筋上に肩井が位置するため、罹患局所への治療穴として対応する。
- 2.腋窩神経麻痺 ─── 侠白:誤り。侠白は上腕内側の肺経上にあり、腋窩神経支配の三角筋部とは一致しない。
- 3.尺骨神経麻痺 ─── 下廉:誤り。下廉は前腕橈側の大腸経上にあり、尺骨神経走行上の代表穴ではない。
- 4.橈骨神経麻痺 ─── 霊道:誤り。霊道は前腕尺側の心経上にあり、橈骨神経麻痺の局所穴としては対応しない。
覚えるポイント
- 副神経は胸鎖乳突筋と僧帽筋を支配する。
- 肩井は僧帽筋上に位置する。
- 肩井の深刺は肺尖・胸膜損傷による気胸に注意する。