11PM134第11回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第11回午後(科目未分類)

鈎足を呈する運動麻痺に対し、罹患筋への局所治療穴として適切なのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

鉤足を呈する運動麻痺で、罹患筋に位置する局所治療穴を選ぶ問題です。
本問の鉤足は脛骨神経麻痺に伴う外反鉤足を指し、下腿三頭筋に対応する承山を選びます。

解説

脛骨神経は下腿三頭筋などの下腿後面筋群を支配します。脛骨神経が麻痺すると、腓腹筋・ヒラメ筋による足関節底屈や後脛骨筋による内反が障害され、足部が背屈・外反方向へ偏った外反鉤足を呈します。

承山は足の太陽膀胱経の経穴で、下腿後面、腓腹筋の二つの筋腹がアキレス腱へ移行する付近に位置します。腓腹筋・ヒラメ筋からなる下腿三頭筋を局所対象とするため、本問では承山が適切です。条口は前脛骨筋部、陽交は下腿外側の腓骨筋群付近、血海は大腿内側広筋部にあります。運動麻痺では筋力、腱反射、感覚障害から神経障害部位を評価し、原因疾患の診断を優先します。

選択肢の確認

  • 1.承山:正しい。承山は下腿後面の腓腹筋・ヒラメ筋領域にあり、脛骨神経支配の下腿三頭筋への局所治療穴となる。
  • 2.条口:誤り。条口は下腿前面の前脛骨筋部に位置し、主に深腓骨神経支配領域に対応する。
  • 3.陽交:誤り。陽交は下腿外側、腓骨筋群付近に位置し、下腿後面の下腿三頭筋とは対応しない。
  • 4.血海:誤り。血海は大腿内側の内側広筋部にあり、下腿三頭筋とは対応しない。

覚えるポイント

  • 脛骨神経麻痺では足関節底屈・内反が障害され、外反鉤足を呈し得る。
  • 承山は膀胱経で、下腿後面の下腿三頭筋部にある。
  • 条口は前脛骨筋部、陽交は下腿外側、血海は内側広筋部にある。
  • 運動麻痺では罹患筋から支配神経まで逆算する。
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