11PM137第11回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第11回午後(科目未分類)

鍼施術で気胸を起こさないよう注意しなければならない経穴はどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

背部・胸部経穴のうち、深部に肺があり気胸リスクの高い部位を判断する問題です。
魄戸は上背部で後正中線から外側にあり、深部に肺・胸膜が存在します。

解説

魄戸は足の太陽膀胱経で、第3胸椎棘突起下縁と同じ高さ、後正中線の外方3寸にあります。肩甲骨内側縁付近の胸郭上に位置し、深部には肋間筋、胸膜、肺があるため、深い直刺や胸郭内へ向かう刺入で気胸を起こす危険があります。

身柱は後正中線上、膻中は胸骨上、三焦兪は腰背部に位置し、選択肢中では魄戸が最も直接的に肺野上となります。ただし、どの部位でも経穴名だけで安全が保証されるわけではなく、体格・姿勢・刺入方向・深度を慎重に判断します。

選択肢の確認

  • 1.身柱:誤り。身柱は第3胸椎棘突起下方の後正中線上で、骨性構造上に位置する。
  • 2.魄戸:正しい。魄戸は上背部の肺野上にあり、深刺で胸膜・肺を損傷して気胸を起こす危険がある。
  • 3.だん中:誤り。膻中は前胸部正中の胸骨上にあり、通常は深い直刺を行わない。
  • 4.三焦兪:誤り。三焦兪は腰部にあり、肺野上の経穴ではない。

覚えるポイント

  • 魄戸は第3胸椎高位、後正中線外方3寸にある。
  • 上背部・胸部の深刺では気胸に注意する。
  • 胸郭上では肺・胸膜と肋間血管神経を常に意識する。
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