11PM140第11回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第11回午後(科目未分類)

「65歳の男性。特に思いあたる原因がなく右前腕外側から母指にかけて痛みが出現するようになった。腕橈骨筋反射減弱。母指背側部に知覚鈍麻がある。ホフマン反射陰性。」罹患神経の支配領域上に治療穴を取る場合、適切なのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

前問のC6神経根症状に関連し、母指背側の感覚に関係する橈骨神経系の領域上にある経穴を選ぶ問題です。
陽池は手関節背側にあり、局所の皮枝として橈骨神経浅枝が関係します。

解説

症例は前腕外側から母指背側に症状があり、C6神経根障害が考えられます。母指背側の末梢感覚には橈骨神経浅枝が関与します。陽池は手の少陽三焦経の原穴で、手関節背側横紋上、総指伸筋腱と小指伸筋腱の間に位置し、局所では橈骨神経系の筋枝・皮枝が関係します。

内関は前腕掌側で正中神経に近く、臂臑は三角筋・上腕二頭筋部で腋窩神経や筋皮神経が中心です。偏歴は前腕後外側で長母指外転筋部にありますが、皮膚支配は外側前腕皮神経が中心で、母指背側感覚領域への対応では陽池が選ばれます。

選択肢の確認

  • 1.内関:誤り。内関は前腕掌側で正中神経の走行に近く、母指背側の橈骨神経浅枝領域とは異なる。
  • 2.臂臑:誤り。臂臑は上腕外側の三角筋・上腕二頭筋部で、腋窩神経や筋皮神経の領域が中心である。
  • 3.陽池:正しい。陽池は手関節背側にあり、橈骨神経浅枝が関係する母指背側の感覚領域に対応する。
  • 4.偏歴:誤り。偏歴は前腕後外側にあるが、局所皮枝は外側前腕皮神経が中心で、本問では陽池が適切である。

覚えるポイント

  • 母指背側の感覚には橈骨神経浅枝が関与する。
  • 陽池は手関節背側横紋上の三焦経原穴である。
  • 内関は正中神経、臂臑は腋窩・筋皮神経領域に近い。
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