11PM144|第11回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第11回午後(科目未分類)
抜鍼困難時に使用しない手技はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
抜鍼困難、いわゆる滞鍼時の対処法を問う問題です。
置鍼、周囲への副刺激、示指打法などで筋緊張を緩めますが、鍼尖転移法は滞鍼対処の手技ではありません。
解説
抜鍼困難は、患者の緊張や急な体動、筋けいれん、過度な一方向回旋による筋線維の巻き付きなどで起こります。無理に引き抜かず、患者を安心させて体位を戻し、しばらく置鍼する、周囲を軽く揉む、別の部位へ副刺激を加える、示指打法で軽く振動を与えるなどして筋緊張を緩めます。過度に回旋した場合は反対方向へ慎重に戻します。
鍼尖転移法は、刺入した鍼の先端を皮下・組織内で別方向へ移して刺激範囲を変える手技であり、抜鍼困難の対処法ではありません。
選択肢の確認
- 1.置鍼術:使用する。しばらく置鍼して患者と筋を弛緩させることは、抜鍼困難時の対処となる。
- 2.副刺激術:使用する。周囲や別部位へ副刺激を加え、筋緊張を緩める方法が用いられる。
- 3.鍼尖転移法:使用しない。鍼尖転移法は刺激部位を変える手技で、抜鍼困難の解除には用いないため正答となる。
- 4.示指打法:使用する。示指打法による軽い振動は、周囲の緊張を緩める目的で用いられる。
覚えるポイント
- 滞鍼では無理に抜かず、患者を安心させて筋緊張を緩める。
- 過度な一方向回旋は筋線維の巻き付きを起こす。
- 鍼尖転移法は滞鍼対処ではない。