11PM145|第11回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第11回午後(科目未分類)
折鍼事故の予防対策として適切でないのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
折鍼事故を防ぐための鍼の点検、使用方法、患者管理を問う問題です。
一度曲がった鍼は金属疲労や微細損傷が疑われるため、伸ばして再使用せず廃棄します。
解説
折鍼予防では、使用前に鍼体の曲がり、傷、腐食、鍼根部の緩みなどを確認します。反復使用や滅菌の繰り返しは金属疲労を生じ得るため、単回使用鍼を適切に用いることが基本です。曲がった鍼を手で伸ばしても強度は元に戻らず、微細な亀裂から折れる危険があるため再使用しません。
鍼通電では直流による電気分解や腐食を避けるため交流を用い、刺鍼中は患者へ急に動かないよう説明します。筋の強収縮を起こす過大な通電も避けます。
選択肢の確認
- 1.オートクレーブ滅菌による反復使用を避ける。:適切。反復使用と滅菌の繰り返しは金属疲労の原因となるため避ける。
- 2.曲がった鍼は伸ばして使う。:不適切。曲がった鍼は強度が低下している可能性があり、伸ばして再使用せず廃棄するため正答となる。
- 3.鍼通電治療に交流電流を用いる。:適切。交流電流は極性が交替し、直流による電気分解・腐食を起こしにくい。
- 4.刺鍼中は動かないよう患者に指示する。:適切。刺鍼中の急な体動は鍼の曲がりや折損につながるため、動かないよう説明する。
覚えるポイント
- 曲がり・傷・腐食のある鍼は使用しない。
- 単回使用鍼を基本とし、反復使用による金属疲労を避ける。
- 鍼通電は交流を用い、過大刺激と患者の体動を防ぐ。