11PM147|第11回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第11回午後(科目未分類)
内因性発痛物質でないのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
組織損傷や炎症で産生・放出され、侵害受容器を興奮させる内因性発痛物質を問う問題です。
水素イオン、ブラジキニン、カリウムイオンは発痛に関与しますが、アセチルコリンは代表的な内因性発痛物質ではありません。
解説
組織が損傷すると細胞内からカリウムイオンが漏出し、虚血や代謝異常で水素イオン濃度が上昇します。また血漿キニン系からブラジキニンが生成され、侵害受容器を直接興奮させたり、他の炎症物質への感受性を高めたりします。
代表的な内因性発痛物質には、これらのほかヒスタミン、セロトニン、プロスタグランジンなどがあります。アセチルコリンは自律神経や神経筋接合部の主要伝達物質ですが、本問でいう代表的な内因性発痛物質には含めません。
選択肢の確認
- 1.アセチルコリン:該当しない。アセチルコリンは主要な神経伝達物質であり、本問の代表的な内因性発痛物質ではないため正答となる。
- 2.水素イオン:該当する。組織の酸性化で増える水素イオンは酸感受性受容体などを介して痛みを起こす。
- 3.ブラジキニン:該当する。ブラジキニンは炎症時に生じ、侵害受容器を強く興奮させる。
- 4.カリウムイオン:該当する。損傷細胞から漏出するカリウムイオンは神経終末を脱分極させる。
覚えるポイント
- 発痛物質にはブラジキニン、カリウムイオン、水素イオンがある。
- プロスタグランジンは侵害受容器を感作する。
- アセチルコリンは本問の代表的発痛物質ではない。