11PM152|第11回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第11回午後(科目未分類)
転調作用を目的に灸治療を行う疾患はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
灸の治療的作用のうち、転調作用を目的とする代表疾患を問う問題です。
気管支喘息のように自律神経・アレルギー反応・生体反応性が関与する疾患は、転調作用の対象として整理されます。
解説
転調作用とは、一定の刺激を反復することにより、生体の反応性や体質的な偏り、自律神経・免疫系の状態を調整すると説明される作用です。国家試験では、アレルギーや自律神経機能の関与する気管支喘息が代表例です。
肋間神経痛や肩関節周囲炎では鎮痛・局所循環改善、ベル麻痺では神経・筋機能への作用が中心となります。なお、喘息発作中の呼吸困難、会話困難、チアノーゼなどは緊急性があり、灸施術を優先せず医療対応が必要です。
選択肢の確認
- 1.肋間神経痛:誤り。肋間神経痛では主に鎮痛作用や局所循環改善を目的とする。
- 2.気管支喘息:正しい。気管支喘息は生体反応性を調整する転調作用の代表的対象として扱われる。
- 3.ベル麻痺:誤り。ベル麻痺では顔面神経と表情筋機能への局所・反射的作用が中心である。
- 4.肩関節周囲炎:誤り。肩関節周囲炎では鎮痛、筋緊張緩和、循環改善などが中心となる。
覚えるポイント
- 転調作用は生体の反応性や体質的偏りを調整する作用である。
- 代表例として気管支喘息が挙げられる。
- 重い喘息発作では灸より緊急医療を優先する。