11PM160|第11回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第11回午後(科目未分類)
ストレス学説に関する記述で誤っているのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
セリエのストレス学説と汎適応症候群の生体反応を問う問題です。
ストレスではACTH・副腎皮質系が活性化し、胸腺・リンパ組織萎縮や胃腸粘膜障害が起こるため、胃潰瘍の治癒促進は誤りです。
解説
セリエは、さまざまな有害刺激に対する非特異的な全身反応を汎適応症候群として説明しました。経過は警告反応期、抵抗期、疲憊期に分けられます。視床下部・下垂体・副腎皮質系が活性化し、ACTHと糖質コルチコイドの分泌が増加します。
代表的なストレス反応として、副腎皮質肥大、胸腺・リンパ組織の萎縮、胃・十二指腸潰瘍などが挙げられます。したがってストレスが胃潰瘍の治癒を促進するという記述は逆です。
選択肢の確認
- 1.ACTHの分泌が増加する。:正しい。ストレスで視床下部・下垂体・副腎皮質系が活性化し、ACTH分泌が増加する。
- 2.汎適応症候群の学説である。:正しい。セリエのストレス学説は汎適応症候群として知られる。
- 3.胃潰瘍の治癒を促進する。:誤り。ストレスは胃粘膜障害や潰瘍形成に関与し、治癒を促進するとはいえないため正答となる。
- 4.胸腺やリンパ器官は萎縮する。:正しい。糖質コルチコイドなどの影響で胸腺・リンパ組織は萎縮する。
覚えるポイント
- 汎適応症候群は警告反応期・抵抗期・疲憊期からなる。
- ストレスでACTHと糖質コルチコイドが増加する。
- 代表的変化は副腎皮質肥大、胸腺・リンパ組織萎縮、胃腸潰瘍である。