11PM83|第11回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第11回午後(科目未分類)
熱傷時最初に行う処置はどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
熱傷直後の応急処置の優先順位を問う問題です。
まず熱源から離し、受傷部を速やかに冷却して熱による組織障害の進行と疼痛を抑えることが基本です。
解説
熱傷では、皮膚から熱源を除いた後も組織内に残った熱によって損傷が進むことがあります。したがって最初に、清潔な流水で受傷部を冷却します。衣服の上から熱傷した場合は、皮膚に貼り付いた布を無理にはがさず、その上から冷却します。
広範囲熱傷、顔面・気道熱傷、化学熱傷、電撃傷、深い熱傷では、低体温や全身状態にも注意して速やかに医療機関へつなぎます。軟膏や消毒薬を先に塗ると、熱がこもったり、創の観察や適切な処置を妨げたりするため、初期対応として優先しません。
選択肢の確認
- 1.水で冷却する。:正しい。流水による冷却は残存熱を除き、疼痛と組織障害の進行を抑えるため最初に行う。
- 2.包帯で覆う。:誤り。被覆は冷却後に清潔な材料で行う。冷却より先に包帯で覆うのは適切でない。
- 3.消毒薬を塗布する。:誤り。消毒薬は刺激となることがあり、初期処置として冷却より優先しない。
- 4.軟膏を塗布する。:誤り。軟膏を先に塗ると創の評価を妨げることがあるため、まず冷却する。
覚えるポイント
- 熱傷直後は、熱源から離して流水で冷却する。
- 貼り付いた衣服は無理にはがさない。
- 広範囲・顔面・気道・化学・電撃熱傷は速やかに医療機関へつなぐ。