11PM91|第11回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第11回午後(科目未分類)
関節リウマチのリハビリテーションで誤っている記述はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
関節リウマチの炎症と関節保護を踏まえた運動療法を問う問題です。
疼痛を無視して関節を可動域いっぱいまで動かすと、炎症や組織損傷を悪化させるおそれがあります。
解説
関節リウマチでは、活動性の高い炎症期には関節の腫脹、熱感、運動時痛がみられます。この時期は過度な負荷を避け、良肢位での安静と関節保護を行いながら、痛みを増悪させない範囲で拘縮予防を図ります。
筋力強化は関節運動を伴わず負担を調整しやすい等尺性運動が基本です。関節可動域訓練は、疼痛や炎症の程度をみながら無理のない範囲で行い、可動域の終末まで強く動かすことを目的としません。温熱療法は慢性期の疼痛やこわばりの軽減に用いられますが、強い熱感や急性炎症がある部位では適応を慎重に判断します。
選択肢の確認
- 1.運動時痛を伴う間は関節の安静を保つ。:正しい。運動時痛が強い活動期には関節を保護し、過度な運動を避ける。
- 2.筋力強化は等尺性運動を基本とする。:正しい。等尺性運動は関節運動を少なくして筋力低下を予防しやすい。
- 3.関節可動域訓練は可動範囲いっぱいに動かす。:誤り。疼痛を我慢して可動域いっぱいまで動かすと炎症や関節損傷を助長するため正答となる。
- 4.疼痛を軽減する目的で温熱療法を併用する。:正しい。慢性期の疼痛やこわばりには温熱療法が用いられることがある。
覚えるポイント
- 活動期は関節保護と適切な安静を優先する。
- 筋力強化は等尺性運動を基本に負荷を調整する。
- 可動域訓練は痛みを増悪させない範囲で行う。