11PM92|第11回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第11回午後(科目未分類)
歩行時の重心移動を滑らかにする身体の仕組みで誤っている記述はどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
正常歩行で重心の上下・左右動を小さくする仕組みを問う問題です。
骨盤は遊脚側がわずかに下降し、立脚中期の膝屈曲や骨盤回旋などと組み合わさって滑らかな歩行をつくります。
解説
歩行時の重心移動を滑らかにする要素には、骨盤回旋、骨盤傾斜、立脚中期の膝関節軽度屈曲、足関節・足部の運動、骨盤の側方移動などがあります。これらにより重心の急激な上下動を抑え、エネルギー消費を減らします。
正常歩行では、遊脚側の骨盤はわずかに下降します。中殿筋などの股関節外転筋が立脚側で骨盤を支持し、過度な下降を防ぎます。遊脚側骨盤の挙上は正常な骨盤傾斜の説明ではありません。
選択肢の確認
- 1.立脚中期に膝関節が屈曲する。:正しい。立脚中期の軽度膝屈曲は身体重心の過度な上昇を抑える。
- 2.遊脚側の骨盤が前方に回旋する。:正しい。遊脚側骨盤の前方回旋は歩幅を確保しつつ重心移動を滑らかにする。
- 3.骨盤が立脚側に側方移動する。:正しい。骨盤は支持基底面を保つため立脚側へ一定程度側方移動する。
- 4.遊脚側の骨盤が挙上する。:誤り。正常では遊脚側骨盤はわずかに下降するため、挙上するという記述は誤りで正答となる。
覚えるポイント
- 正常歩行では遊脚側骨盤がわずかに下降する。
- 立脚側中殿筋は骨盤の過度な下降を防ぐ。
- 立脚中期の膝屈曲は重心の上下動を小さくする。