11PM94|第11回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第11回午後(科目未分類)
脳卒中による右片麻痺患者にみられる症状で誤っているのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
右片麻痺から病変側と高次脳機能障害を推定する問題です。
多くの場合、右片麻痺は左大脳半球病変によって起こり、失語や右同名半盲、右半身感覚障害を伴い得ます。
解説
錐体路は延髄で多くが交叉するため、左大脳半球の脳卒中では右上下肢に麻痺が生じます。左半球は多くの人で言語優位半球であるため、失語症を合併することがあります。また、左視放線や左視覚野が障害されれば両眼の右視野が欠ける右同名半盲となり、感覚野や視床への経路が障害されれば右半身の知覚障害が起こります。
左半側空間失認は、典型的には右大脳半球、とくに右頭頂葉病変でみられ、左側の空間を認識しにくくなる症状です。したがって、右片麻痺の典型的随伴症状としては適切ではありません。
選択肢の確認
- 1.失語症:正しい。左大脳半球が言語優位半球の場合、右片麻痺に失語症を伴うことがある。
- 2.左半側空間失認:誤り。左半側空間失認は右半球病変で典型的にみられるため正答となる。
- 3.両眼での右側視野の欠損:正しい。左後頭葉や視放線の障害により、両眼の右視野が欠ける右同名半盲を生じ得る。
- 4.右上下肢の知覚障害:正しい。左半球の感覚路が障害されると右上下肢の知覚障害がみられる。
覚えるポイント
- 右片麻痺は左大脳半球病変を示唆する。
- 左半球病変では失語、右同名半盲、右感覚障害を伴い得る。
- 左半側空間失認は右半球病変で典型的である。