11PM96|第11回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第11回午後(科目未分類)
慢性閉塞性肺疾患に対する理学療法の目的で誤っているのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
慢性閉塞性肺疾患に対する呼吸理学療法の目的を問う問題です。
呼吸理学療法は換気効率を高め、呼気を行いやすくし、分泌物を排出するもので、空気の閉じ込めを増やすことが目的ではありません。
解説
慢性閉塞性肺疾患では気流制限と呼気延長により肺内に空気が残りやすく、残気量が増加します。口すぼめ呼吸や横隔膜呼吸、運動療法、排痰法などを用いて、呼吸困難を軽減し、換気効率と運動耐容能を高め、気道分泌物の排出を促します。
残気量の増大は病態の一部であり、治療目標ではありません。むしろ呼気時の気道虚脱とエアトラッピングを減らすことが重要です。呼吸状態が不安定な場合は酸素化、呼吸数、意識状態などを確認し、医療管理を優先します。
選択肢の確認
- 1.残気量の増大:誤り。残気量の増大はエアトラッピングを示す病的変化であり、理学療法の目的ではないため正答となる。
- 2.換気量の増大:正しい。換気効率を改善し、有効な一回換気量や運動時換気を高めることを目指す。
- 3.1秒率の増大:正しい。呼出効率や気流制限の改善を図り、1秒率の改善を目標の一つとして扱う。
- 4.気道分泌物の排出:正しい。体位排痰、呼吸法、咳嗽訓練などにより気道分泌物の排出を促す。
覚えるポイント
- COPDでは残気量が増えやすいが、それは治療目標ではない。
- 口すぼめ呼吸は呼気時の気道虚脱を抑える。
- 換気効率、運動耐容能、排痰の改善を目指す。